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機械の時代

イタリア 未来派 
20世紀初め頃の雰囲気として、機械への賞賛がある。
イタリアの若き未来派の芸術家たちは、機械によって発展していく人類の進歩のスピード感、躍動感を表現していこうとした。
しかし、彼らの進歩の発想は、狂気、戦争擁護へと拡大していった。
イタリアの未来派は、ドイツのブリュッケのメンバーのように、歴史的な束縛から芸術を解放し、現代の新たな美、テクノロジーを賞賛するために結成された。
ボッチォーニ、セヴェリーニ、バルラは、1910年に未来派に入った。彼らが表現したかったのは、世の中の出来事の奔流、スピード感ある動き、力であった。
しかし、彼らは戦争を支持し、ファシズムを予告した。それは1919年、ムッソリーニとともに、到来する。
ボッチオーニは、第一次世界大戦を賞賛した。戦争が産業成長の生命力となる、という考え方であった。
未来派はその極端な右寄りの政治性によって、その芸術的な重要性を薄めてしまった。
ウムベルト・ボッチォーニ Umberto Boccioni ( 1882-1916)
ジノ・セヴェリーニ Gino Severini ( 1883-1966)
ジャーコモ・バラ Giacomo Balla (1871-1958)

フランス
フェルナン・レジェ Fernand Leger ( 1881-1955)
ロベール・ドローネー Robert Delaunay ( 1885-1941)

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