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ロヒール・ファン・デル・ウェイデン | ||
(1399/1400-64) | ||
フランドル 初期フランドル派 | ||
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ウェイデン 【 十字架降下 】 1435 | 220 x 262 cm |プラド美術館、マドリード、スペイン | ||
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ウェイデン 【 聖母を描く聖ルカ 】 1435 | 138 x 111 cm |ボストン美術館、アメリカ合衆国 | ||
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ウェイデン 【 受胎告知 】 1440 | 86 x 92cm (中央)、87 x 36.5cm (側)|ルーヴル美術館、パリ、フランス | ||
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ウェイデン 【 聖母の祭壇画 グラナダ=ミラフロレスの祭壇画 】 1440 | 71 x 43cm (各) |ベルリン国立美術館 | ||
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ウェイデン 【 7つの秘跡の祭壇画 】 1453-60 | 200 x 97cm (中央)、119 x 63 cm (左右) |アントウェルペン王立美術館 | ||
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ウェイデン 【 キリストの磔刑 】 1445 | 101 x 70 cm (中央)、101 x 35 cm (左右) |ウィーン美術史美術館、オーストリア | ||
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受胎告知 The Annunciation | ||
1465 |
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Lady Wearing a Gauze Headdress | ||
c. 1435 Oak18 5/16 x 12 1/2 in. (47 x 32 cm) Gemaldegalerie, Berlin |
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女性が髪をおおうのは、中世からの伝統である。中世からキリスト教は、女性の肉体を誘惑するもの、さらには、罪の源であるとしていた。髪はその象徴であり、覆い隠さなくてはいけなかった。 一方、キリスト教以前の、西欧の土着の習慣では、若い娘は髪をたらし、結婚すると髪を結った。 中世とルネサンスの美術では、「受胎告知」や「聖母子」では、マリアは長い髪を垂らしている。これは、マリアの純潔を象徴している。 マリアが子供キリストを生んだ後、成人したキリストとともにいる場面では、頭を覆って、髪を見せていない。 |
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ブラック家祭壇画(中央) | ||
c. 1450 Wood, 41 x 68 cm Musee du Louvre, Paris |
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携帯用の三幅祭壇画。(開けたり、閉めたりできる)。この絵は、開けたとき、中央に見える絵。 夫ジャン・ブラックを亡くしたばかりの、カトリーヌが依頼したもの。 中央がキリスト。左は聖母マリア。右は福音書記者ヨハネ。 |
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ブラック家祭壇画(左翼) | ||
c. 1450 Wood, 41 x 34 cm Musee du Louvre, Paris |
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祭壇を開けると、左がわにある絵。洗礼者聖ヨハネ。 | ||
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ブラック家祭壇画(右翼) | ||
c. 1450 Wood, 41 x 34 cm Musee du Louvre, Paris |
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祭壇を開けると、右翼に見える絵。マグダラのマリア。 背後の銘文は、伝統的な手法。 風景を背後にして、斜めに描く半身像は、後のモナ・リザなどの、肖像画の原点となった。 |
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ブラック家祭壇画(閉じられたとき) |
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c. 1450 Wood, 41 x 34 cm Musee du Louvre, Paris |
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15,16世紀、ネーデルランドやドイツでは、祭壇は自由に開閉できる多翼祭壇画(ポリプティック)であった。 祝祭日に、扉を左右に開けて、内側の絵を礼拝した。 この祭壇画は現存する最古のもの。 閉じられた扉、右側には、頭蓋骨とブラック家の紋章が描かれている。左には銘文が刻まれた十字架と、カトリーヌの紋章が描かれている。 頭蓋骨は、亡き夫の死を悼むと同時に、メメント・モリ(死を忘れるな)のメッセージを伝えるものである。 |
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