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Women in the Arts
女性のルネサンス

ルネサンス以前は、女性が芸術の分野で、大きな役割を担っていた。しかし、ルネサンス期は、芸術そのものの定義が変化した時代でもある。女性は工房からも締め出されるようになる。

そういった中で、芸術家となり得たのは、特権階級の女性たちである。

貴族階級や中流階級では、女性が学校へ行くことは、しつけの重要な要素であった。男性に比べ、それほど厳しく、厳格なものではなかった。知性的で、非凡な女性には、並外れた自由を保障された。

ルネサンス期、男性社会はヒューマニズムに夢中であった。女性はどうだったのだろう。

ヒューマニスト達は、キリスト教と古代ギリシャ・ローマの理想を融合させることを追求しながら、「個人」を生み出していった時代である。教育も重要視された。

カスティリャ女王イザベラ (1474-1504) は、芸術家のパトロンであったし、コロンブスの航海を財政面で支援し、スペインのカソリック教会を統合するなど、並外れた才女であった。

英国のエリザベス一世 ( 1533-1603 ) は、50年あまりにわたって君臨した。

芸術の分野で、数少ないが女性の成功者たちがいた。ほとんどが、芸術家の娘たちである。父親のアトリエで働いていた。

ソフォニスバ・アンギッソラ ( 1532/35-1625 ) のような貴族階級の娘もいた。彼女はルネサンス期、最初の女性芸術家であるとされている。肖像画家として成功し、1559−1570まで、スペインのフィリップ2世の宮廷画家をしていた。


   ソフォニスバ・アンギッソラ  ( 1532-1625 )

   ラヴィニア・フォンタナ  ( Italian 1552-1614 )

   アルテミジア・ジェンティレスキ  ( 1593-1652

   エリザベッタ・シラーニ  ( Italian 1638-1665 )

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