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フォーヴィズム 野獣派
1898-1908

20世紀になって、初めての動きはフォーヴィズムである。ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌの後に、過激で、新しいスタイルを実験し始めた。
1905年、パリのサロン・ドートンヌで開かれた展覧会に、フォーヴィズムの絵画が登場した。型にはまったルネサンス風の彫刻を取り囲む、大胆な色彩の絵画を見て、批評家ルイ・ヴォークセルが、「まるで野獣に取り囲まれたドナテッロ」のようだと評したのが始まりである。
彼らは目の前に見えている、実際の色彩を捨て去り、自分自身が感じている、感情の色を使った。形より色彩を重視した。
主要な画家はマティスで、その他にヴラマンク、ドラン、マルケなどが含まれる。この動きは短期間で終わる。多くはキュビズムの方向へ進んだ。

*アンリ・マティス  Henri Matisse (1869−1954)
モーリス・ド・ヴラマンク Maurice de Vlaminck  ( 1876-1958)
アンドレ・ドラン Andre Derain (1880-1954)
マティス、 色彩の巨匠

今世紀、絵画の世界は二人の画家が支配した。マティスとピカソである。
マティスが色彩に、ピカソは形状に革命をもたらした。
彼らの作品は、我々の理解している絵画の世界観を変えた。マティスのほうが年上だが、彼の歩みはゆっくりと、なおかつ整然であった。一方、ピカソは、最初から大活躍をした。マティスは、ラファエロのように、生まれながらの指導者であり、多くの画家を育てた。ピカソはミケランジェロのように、力強く、他を圧した。ピカソは生まれながらの皇帝であった。

アンリ・マティス  Henri Matisse(1869−1954)
*ラウル・デュフィ  Raoul Dufy (1877-1953)
ジョルジュ・ルオー Georges Rouault ( 1871-1958)

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