グルーズ、ジャン=バティスト |
(1725-1805)フランス ロココ期、新古典主義 |
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フラゴナールと並んで、当時、絶大な人気を誇っていたのがグルーズである。しかし、その後、18世紀の忘れられた画家として、不当に評価が低かった。
トゥルニュ生まれ。リヨンで学ぶ。1750年ころパリに出てきて、1755年、突然、人気が出る。アカデミーの正規のコースをたどることなしに、入会資格を認められた。
歴史画家になる素質を備えながらも、アカデミーには「風俗画家」として、会員になった。
グルーズは、風俗画の中に、歴史画の表現を取り入れた。
グルーズはすでに、市民の間で人気が高かったので、アンシャン・レジームの時代にはサロンへ出品していない。
歴史画ではなく、風俗画家としてアマデミーの会員になった失望から、サロンに出品しなくなったのである。
サロンに出品するのは名誉のためであるから、名誉さえ欲しいと思わなければ、サロンへ出品する必要もないのである。 |
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グルーズ 《 割れた卵を持っている男の子 》 1756 |
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グルーズ 《 割れた卵 》 1756 |メトロポリタン美術館、ニューヨーク |
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グルーズ 《 ギタリスト 》 1757 |クラクフ国立美術館、ワルシャワ、ポーランド |
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グルーズ 《 テキストを持つ女学生 》 1757 |スコットランド国立美術館、エジンバラ、イギリスド |
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グルーズ 《 純真 》 1759 |71.1 x 59.7 cm |キンベル美術館、フォートワース、テキサス州 |
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グルーズ 《 生徒 》 1755-59 |
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グルーズ 《 毛糸玉を巻く少女 》 1759 | 74.6 x 61.3 cm |フリックコレクション、ニューヨーク |
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グルーズ 《 少女と鳩 》 1760 | 64.4 x 53.3 cm |シャルトルーズ美術館、ドゥエー、フランス |
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グルーズ 《 村の花嫁 》 1761 |92 x 117 cm |ルーヴル美術館 |
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グルーズ 《 小鳥の死を嘆く少女》 1765 |52 x 45.6 cm |スコットランド国立美術館、エジンバラ、イギリス |
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グルーズ 《 父を暗殺しようとした息子カラカラを叱責するセヴェルス帝 》 1769 |124
x 160 cm |ルーヴル美術館 |
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グルーズ 《 父の呪い(罰せられた息子)》 1777 |130 x 162 cm |ルーヴル美術館 |
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グルーズ 《 父の呪い(恩知らずの息子)》 1777 |130 x 162 cm |ルーヴル美術館 |
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グルーズ 《 キューピッド 》 |
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グルーズ 《 打ち明け話 》 |
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グルーズ 《 コサージュ 》 |
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