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初期ゴシック
ゴシック時代初期、絵画は宗教的な目的で描かれていた。多くの人々は当時、文字が読めなかった。絵画はそういった人々に、キリスト教を教える材料であった。

初期ゴシックの名作はまだビザンチンの影響が多くあるが、そこから精神性を引き出していき、説得力のある表情を描き出していったのが、ゴシック時代である。加えて、遠近法や優雅な線の使い方など、絵画は発展していくのである。

ロマネスク時代に比べ、新しい教会のスタイルは、アーチ型の天井である。これはささえる力を抑制できて、壁を薄くすることができる。そのためより多くの部分が窓として使用できるようになり、ガラスをふんだんに使えるようになった。ステンドグラスが使われ出した。光に色を加えた教会の内部は、当時の人々にとってはこの世とは思われない異空間を創り出した。

ゴシック絵画は建築や彫刻よりも、ゆっくりと進んでいく。ロマネスクやビザンチン芸術と比べ、遠近が出てきて、より写実的になり、表情がでてくる。

チマブーエ (1208−85)  Cimabue
ドゥッチョ (active 1278-1318/19)  Duccio di Buoninsegna
ジョット (1266−1337)   Giotto di Bondone
シモーネ・マルティーニ  (c.1285-1344)  Simone Martini
ロレンツェッティ(兄) (active 1320-48)   Pietro Lorenzetti
ロレンツェッティ(弟) (active 1319-48)  Ambrogio Lorenzetti

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