トマス・ゲインズバラ |
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(1727-1788) |
イギリス 18世紀イギリス絵画 ロココ ロマン主義 |
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ゲインズバラは13歳のとき、画家を目指して、田舎からロンドンへ出てきた。そこで有名なフランス人の画家と共に学んだ。17世紀オランダの風景画の影響を受けた。初めのうちは、画商ののもとで、絵画の修復修復作業をしながら、風景画を描いた。 |
ゲインズバラは本当は風景画を描きたかったが、18世紀のイギリスでは、肖像画の需要が高かった。イギリス貴族を描き、名声を得た。彼の描く肖像画は、気品にあふれ、人気があり、流行を生んだ。 |
40代後半には、ロイヤル・アカデミーの創設メンバーとなった。1788年に亡くなった後、当時、ゲインズバラの好敵手であった、ジョシュア・レイノルズ卿は、イギリス国民絵画の歴史の最初のページに登場するのは、ゲインズバラである、と誉めたたえた。 |
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ロバート・アンドリューズと妻フランシス |
1750 Oil on canvas ロンドン・ナショナル・ギャラリー |
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画家の娘、蝶を追うマーガレットとメアリー |
Late 1750's Oil on canvas ロンドン・ナショナル・ギャラリー |
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ジョン・プランピン 1753-55 50x60cm ロンドン・ナショナル・ギャラリー |
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ジョナサン・バトール(ブルー・ボーイ) |
1770 Oil on canvas ハンティントン美術館 サン・マリノ アメリカ |
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画家の娘とネコ |
1759 - 1761 Oil on canvas 75.6 x 62.9 cm ロンドン・ナショナル・ギャラリー |
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フランシス・ダンカム |
1777 Oil on canvas 234.3 x 155.2 cm フリック・コレクション ニューヨーク |
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ジョヴァンナ・バッチェッリ 1782 226.7x148.6cm テート・ブリテン 、ロンドン |
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豚を見つめる少女 1782 個人蔵 |
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ニコルズぼっちゃま(ピンク・ボーイ) 1782 167.5x117 cm ワデスドン・マナー、ナショナル・トラスト、ワデスドン、イギリス |
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カンバーランド公ヘンリー・フレデリック夫妻と妹 |
1783-85 124.5 x 163.8 cm ウィンザー城 王室コレクション |
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犬とピッチャーを持つ農家の少女 |
1785 Oil on canvas 174 x 124.5 cm アイルランド国立美術館 ダブリン アイルランド |
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サラ・シドンズ夫人 |
1785 Oil on canvas 126 x 99.5 cm ロンドン・ナショナル・ギャラリー |
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リチャード・ブリンズリー・シェリダン夫人 |
1785 - 1786 Oil on canvas 219.7 x 153.7 cm ワシントン・ナショナル・ギャラリー |
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子どもと庭を歩く女性 1785 50.8 x 22.1 cm ゲッティ美術館、ロサンゼルス |
この女性と子供が公園を歩いている。誰を描いたものかは分かっていない。少なくとも、イギリスの上流階級の肖像画であろう。女性は派手な飾りのついたつば広の帽子をかぶり、巻き毛が肩まである。ヘアースタイルは、1785から1790年にかけて、イギリスで流行したものである。
白のパステルで、女性の軽快な足取りや、わずかに吹いている風で、葉が波立つように動いている様子を表現している。
この絵は、ロンドンのテムズ川の堤防を散歩する、おしゃれな女性を描いている。この絵を描くために、ゲインスバラはセント・ジェームス公園へ出かけて、「おしゃれな服装の女性達」をスケッチした。 |
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