ショッピング 西洋絵画史 女流画家 ギリシャ神話 聖書の物語 文学 画像使用と著作権 リンク集
画家名・アーティスト名一覧  Artist INDEX
     |      |      |  ちつ   | なにぬねの
     |      | やゆよ |      |  
西洋美術史年表       絵画史別 画家インディックスはこちら
Women Artists

ラヴィニア・フォンターナ
イタリア, 1552-1614

もし、女性画家がルネサンスを向かえたとしたら、それはフィレンツェでも、ローマでもなく、ボローニャにおいてであったし、それは15世紀でもなく、16世紀と17世紀においてであった。

Lavinia の幸運は、イタリアのボローニャで育ったことである。中世からボローニャ大学では、女性への教育を行っていた。学術、芸術の才能を伸ばすチャンスがあったのである。

ボローニャ大学出身の女性画家は、ボローニャの守護聖人・聖カタリナに値した。

初めて成功した女性画家は、ラヴィニア・フォンターナであった。彼女は画家として、家族を支えていた。父親は有名な芸術家であり、教師であった。この父親の理解のもと、彼女は才能を伸ばしていった。

1577年に、父親のアトリエで働いていた Giano Paolo Zappi と結婚した。Zappi は、彼女の才能を認め、自分の仕事をあきらめ、財政面での管理、11人の子供の世話もして、妻を助けていった。

彼女は、当時階級が低いとされた、肖像画や静物画を描いていたのではない。男性・女性のヌードを含む、聖書や神話を主題とした絵画を数多く描いた。

教会堂の祭壇背後の飾り壁を描いたりもした。当時、こういったものを描くには、ヌードモデルを研究しなければならかった。彼女においては、差別など払拭してしまうほどの才能があったのである。

1603年にローマに移って、ローマの巡礼教会のために、有名な Strong of Ft. Stephen Marttye を描いているが、残念ながら、1823年の火事で焼失している。

ローマの芸術院から、仕事を依頼されたのは、女性では彼女が初めてである。

Holy Family with Saint John
no date , Oil on metal
National Museum of Women in the Arts

Lady with Lapdog
1590s後半

ホームページ | 西洋絵画 | 女流画家 | 聖書の物語 | ギリシャ神話  | 文学