フィリップ・ド・シャンパーニュ |
(1602-1674) |
フランドル / フランス バロック |
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ブリュッセル生まれ。イタリアへ絵画の勉強へ行く途中、パリに立ち寄り、そのまま留まった。
マリー・ド・メディスのリュクサンブール宮殿の装飾に携わる。このときの仲間に、プッサンがいる。
師であるニコラ・デュシェーヌの娘と結婚し、生涯、フランスで暮らした。
デュシエーヌに関しては、詳しいことは分かっていない。
国王ルイ13世の宮廷画家として、活躍した前半期は、華やかな肖像画を描いた。
1645年以降、バロック的な華やかな絵画ではなく、質素で慎ましいが、表現力に富む絵画を描くようになる。
ポール・ロワイヤル修道院のジャンセニストと関わるようになってから、シャンパーニュの絵画が変化した、とされる。
娘二人も修道院に入っている。 |
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シャンパーニュ 【 「勝利」の擬人像によって王冠を載せるルイ13世 】 1635| 228.5 x 175 cm |ルーヴル美術館 |
(1628年のロッシェル包囲) |
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シャンパーニュ 【 ルイ13世の誓い】 1637-38| 345 x 208 cm |カン美術館、カーン、フランス |
十字架から降ろされたキリストの身体を膝にのせる聖母の王冠と王錫を捧げるル13世 |
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シャンパーニュ 【 聖母の結婚 】 1644| 74 x 143 cm |ウォーレス・コレクション、ロンドン |
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シャンパーニュ 【 パリ市政府首席と市参事会員たち】 1648| 200 x 271 cm |ルーヴル美術館 |
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シャンパーニュ 【 最後の晩餐 】 1652| 158 x 233 cm |ルーヴル美術館 |
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シャンパーニュ 【 マグダラのマリアの奇跡 】 1656| 219 x 336 cm |ルーヴル美術館 |
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シャンパーニュ 【 1662年の奉納画 】 1662| 165 x 229 cm |ルーヴル美術館 |
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左上方に書かれた銘文は、娘カトリーヌの足が動かなくなった。そのとき、神に祈りを捧げると、その足が治った。その奇跡を感謝して描かれた絵である。 |
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シャンパーニュ 【 ヴァニタス 】 28 x 37 cm |トゥセ美術館、ル・マン |
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