カラヴァッジオ 「ダヴィデとゴリアテ」 1597-98 116 x 91 cm プラド美術館
主題解説:聖書の物語へ行く
ダビデとゴリアテ
イスラエルの最初の王。ダビデはユダヤ人の家系、羊飼いであった。預言者サムエルは、主に選ばれし者の印にダビデに香油を塗った。
その時の王はサウルであったが、主の恵みを断たれ、心が乱れ、悪霊に苦しめられていた。
王サウルの心を慰めるために竪琴の名手ダビデが雇われた。
そのころイスラエルとペリシテの間で戦いが始まった。ペリシテ軍にはゴリアテという巨人がいた。
ダビデはサウル王にゴリアテと戦わせて欲しいと願い出た。
ダビデは投石袋から小石を取り出し、石投げ紐で石を飛ばした。小石は巨人ゴリアテの額にのめりこみ、ゴリアテは倒れた。