Arts at Dorian 主題解説 |
聖書の物語 聖人 |
聖ベネディクトゥス |
480頃-550頃 、キリスト教の聖人。西欧における修道院制度の始祖。ベネディクト会の創始者。イタリアのウンブリア地方の
Nursia で貴族の家に生まれる。 |
若くして山中で修行、のちローマ南方モンテ・カッシーノに修道院を開き、諸規則を定めた。その規則はベネディクト会と西欧における修道院生活の基礎となる。 |
彼はベネディクト会の守護聖人であり、1964年からはヨーロッパの守護聖人でもある。 |
芸術作品中には修道士の白または黒の服装で登場。反抗する修道士が彼に毒をもって殺すための毒入りパン、あるいはカップ(壊れているか、蛇がはっている)を持っている。 |
また彼の名は精神を病んだ人に対する治療であった悪魔払いにも結び付けられる。 |
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参考文献 |
『新約聖書』 (日本聖書協会)
『西洋絵画の主題物語 T聖書編』 諸川春樹 著 (美術出版社)
『ヨーロッパ美術を読む旅 新約聖書編』 柳澤保雄 著 (トラベルジャーナル)
『ヨーロッパ美術を読む旅 旧約聖書編』 柳澤保雄 著 (トラベルジャーナル)
『西洋美術の主題と物語』 三輪福松 著 (朝日選書) |
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