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Arts at Dorian   主題解説
聖書の物語  聖人 
聖バルバラ
3世紀ころ、キリスト教の聖女(ただしその実在が疑われ、教会暦からは除外)。十四救難聖人の一人。
マルマラ海(トルコ北西部の内海)のほとりの Nicomedia の貴族の娘。異教徒の父親はキリスト教の感化から娘を遠ざけるために、塔に閉じ込めた。しかし、父親が留守の間に、神学者オリゲネスの影響で、信仰に目覚め、密かに洗礼を受ける。そして、塔の内部に三位一体を表す窓を作った。
父親はそれを怒り、彼女に死を命ずる。なんとか逃げ伸びたが、羊飼いに密告され、捕らえられ拷問を受け、斬首された。
そのすぐあと、父親も稲妻に打たれてたおれた。
聖バルバラは稲妻から身を守ってくれる守り神であり、狩猟家、鉱夫、消防士の守護聖人である。
絵画では三つの窓がある塔、稲妻、殉教者の王冠などとともに描かれる。

参考文献 『新約聖書』 (日本聖書協会)
『西洋絵画の主題物語 T聖書編』 諸川春樹 著 (美術出版社)
『ヨーロッパ美術を読む旅 新約聖書編』 柳澤保雄 著 (トラベルジャーナル)
『ヨーロッパ美術を読む旅 旧約聖書編』 柳澤保雄 著 (トラベルジャーナル)
『西洋美術の主題と物語』 三輪福松 著 (朝日選書)

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