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エドワード・バーン=ジョーンズ
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イギリス  ラファエル前派  、1833-1898



ラファエル前派が次第に象徴主義への影響を高めていった時、バーン=ジョーンズは作品の神秘性を高めながら、装飾性にもこだわっていった。

パーミンガム生まれ。
1853年、オックスフォード大学のエクセター・カレッジで神学を学ぶ。そこでウィリアム・モリスと出会った。2人とも将来牧師になるつもりだったが、ラスキンの思想や中世ゴシックの建築・美術に興味を抱き、別の道へ進んでいくことになった。

1855年、ロンドンでロセッティやラファエル前派の作品に接する。
その年の夏、バーン=ジョーンズとウィリアム・モリスはフランスを旅行する。そこで、決定的に牧師の道を辞め、芸術の道を選択した。バーン=ジョーンズはバーン=ジョーンズは画家、モリスは建築家になることを決めた。

1857年、ロセッティがオックスフォード・ユニオン・ディベイテング・ホールの天井画「アーサー王の死」を制作していた。バーン=ジョーンズとモリスもこれに参加する。
ここから第二次ラファエル前派が形成されていく。こちらは1961年に創設された「モリス=マーシャル=フォークナー商会(絵画・彫刻・家具・金属細工の美術職人集団)」へと移行し、「美術と工芸の運動」へと発展していく。

1859-73年の間、4回イタリアへ旅行する。マンテーニャ、ボッティチェリ、ミケランジェロの影響を受けた。

1877年、グロブナー・ギャラリーが新設された。そこに作品を展示してから、人気が出た。

1861年から「モリス=マーシャル=フォークナー商会」参加。これはウィリアム・モリス、ロセッティらとともに、装飾工芸品の工房である。バーン=ジョーンズもそこにステンド・グラスやタピストリーのデザインを提供した。



クララ・フォン・ボルク
1860   34 x 18 cm   テイト・ギャラリー、ロンドン
マインホルト 『魔女シドニア』より

シドニア・フォン・ボルク
1860  33 x 17 cm  テイト・ギャラリー、ロンドン
マインホルト 『魔女シドニア』より

アーサー王伝説: マーク王とラ・ベル・イーズールト
1862  58.5 x 55.5 cm  バーミンガム市立美術館

狂気のトリストラム卿
1962   58 x 61 cm  

慈悲深い騎士
1863  100.3 x 69.2 cm  バーミンガム市立美術館
主題: バンブローザ騎士団の創設者、聖グアルベルトの生涯

聖ゲオルギルス伝説  5:木に縛られる王女
1864-66

プシュケを見つけたキューピッド
1865

哀歌
1865-66  47.5 x 79.5 cm    ウィリアム・モリス・ギャラリー 、ロンドン

聖ゲオルギウス伝説 5.木に縛られる王女
1866   106.7 x 92.7 cm   個人蔵

愛の歌
1868-73  111.8 x 152.4 cm   メトロポリタン美術館  ニューヨーク
ピアノ装飾から発展した作品

ヴィーナス賛歌
1869  122 x 183 cm   レイング美術館、 ニューカッスル・アポン・タイン
1878年グローヴナー・ギャラリーの展示作品。

タンホイザー伝説からの主題。

マリア・ザンバコ
1870    76 x 55 cm   クレメンス=ゼルス美術館 、ノイス 、ドイツ
バーン=ジョーンズのかつての恋人。ギリシャ人。

フュリスとデモポオン
1870  96 x 46 cm  バーミンガム市立美術館

黄金の階段 別称<王の結婚><階段の音楽>
1872-80    296.2 x 116.8 cm   ロンドン・テイト・ギャラリー
純白のドレスの乙女たちが、タンバリン、トランペット、ヴィオラ、シンバルなどの楽器を持ち、黄金の階段を天から降りてくる場面。

上部の屋根に留まっている鳩と空が天上界を意味して、下方の家へ入る扉が地上界を意味している。
天上の世界と地上の世界を結びつけようとしたラファエル前派の特徴が表れている。

曲線を多用して、清純な理想的な世界を描く。これは15世紀イタリア絵画のボッティチェリやマンテーニャの影響がある。パーン=ジョーンズは何度がイタリアを訪れているので、初期ルネサンスに影響を受けている。

眠り姫
1870-73   61 x 171 cm   ポンセ美術館 、プエルトリコ

「ブライア・ローズ」シリーズ  1. いばらの森
1873-90  122 x 249 cm   バスコット・パーク 、ファリンドン(バークシャー) 、オックスフォードシャー

「ブライア・ローズ」シリーズ  2. 会議室
1873-90  122 x 239 cm   バスコット・パーク 、ファリンドン(バークシャー) 、オックスフォードシャー

「ブライア・ローズ」シリーズ  3. 中庭
1889  61 x 91.2 cm

「ブライア・ローズ」シリーズ  4. バラの私室(眠り姫)
1873-90  122 x 229 cm   バスコット・パーク 、ファリンドン(バークシャー) 、オックスフォードシャー

パンとプシュケ
1872-74   61 x 55 cm   個人蔵

ヴィーナスの鏡
1873-77  120 x 200 cm   グルベンキアン美術館 、リスボン、 ポルトガル
『地上の楽園』 の「ヴィーナスの丘」の挿絵デザインから発展した作品

ヴィーナス賛歌
1873-78  122 x 183 cm  レイング美術館 、ニューカッスル・アポン・タイン、イギリス

聖ゲオルギウス
1873-77

アーサー王伝説 : 魔法にかけられるマーリン
1874   186 x 111 cm  レディー・リヴァー美術館、 ポート・サンライト

プシュケを捉えるクピド
1885  99 x 76 cm   シカゴ美術研究所

画家の娘 マーガレット・バーン=ジョーンズ
1885-86   96 x 71 cm   個人蔵

運命の女神の車輪
1877-83  199 x 100 cm   オルセー美術館  パリ

牧神の庭
1876-87  152 x 187 cm   ヴィクトリア国立美術館  メルボルン

ペルセウス シリーズ : ペルセウスとネレイスたち
1877   サウザンプトン市立美術館  イギリス

ペルセウス シリーズ : 8.運命の岩礁
1877   サウザンプトン市立美術館  イギリス

ペルセウス シリーズ : 9. 成敗
1877   サウザンプトン市立美術館  イギリス

フラジョレットを吹く天使
1878  74.9 x 61.2 cm  マージーサイド州立美術館・ギャラリー  リヴァプール  イギリス

「ピュグマリオン」と彫像  1.思慕
1878   99 x 76.2 cm   バーミンガム市立美術館
   

「ピュグマリオン」と彫像  2.触れられない手

「ピュグマリオン」と彫像  3.命を与える女神

「ピュグマリオン」と彫像  4.魂を得る

受胎告知
1879  Oil on canvas  250 x 104 cm   レディー・リヴァー美術館、ポート・サンライト

赦免の木
1881-82  186 x 111 cm  レディ・リヴァー美術館 、ポート・サンライト

バーン=ジョーンズ夫人
1883  74 x 53 cm
後ろ 右側 : 息子フィリップが絵を描いている。それを見ているのは娘マーガレット

コフェチュア王と乞食の少女
1884  290 x 136 cm   テイト・ギャラリー、ロンドン
テニスン 「乞食の少女」より

ケイティ・リュイス
1886  61 x 127 cm  個人蔵
弁護士リュイスの次女

深海
1886  197 x 75 cm  個人蔵

ペルセウス シリーズ : 10. 不吉な顔
1886-87  155 x 130 cm  シュトゥットガルト美術館  ドイツ

ダナエと真鍮の塔
1888  231 x 113 cm  グラスゴー美術館  

三美神
1890-96   139 x 69.5 cm   

レバノンの花嫁
1891  332.5 x 155.5 cm  ウォーカー美術館  リヴァプール
「雅歌」より

魔法使い
1891-98   91.5 x 54 cm   バーミンガム美術館

レディ・ウインザー
1893-95  199 x 95 cm  プリマス伯蔵

廃墟の恋
1894  96.5 x 160 cm   ウィティック・マナー 、スタッフォードシャー

プシュケの結婚
1895  121.9 x 213.4 cm   ブリュセル王立美術館

聖杯の礼拝堂におけるランスロットの夢
1895-96   138 x 169 cm  サウザンプトン市立美術館

希望
1896  179 x 64 cm  ボストン美術館


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