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ハンス・バルドゥング・グリーン

  (1484-1545)ドイツ 北方ルネサンス

ニュルンベルクに生まれた。デューラーの弟子である。画家であり、版画家でもある。。


 バルドゥング 【 騎士と若い女と死 】 1505  355 x 296 cm  ルーヴル美術館 パリ
    青春を謳歌する恋人たちに、非情の死神が襲い掛かる。16世紀、ドイツで好まれた主題。
   
バルドゥング 【 人生の三段階と死 】 1510   48 x 32,5 cm  ウィーン美術史美術館
 
バルドゥング 【 エヴァ、蛇、死の姿のアダム 】 1510-12  64.2x32.5cm  カナダ国立美術館  オタワ
   旧約聖書のアダムとエヴァの主題であるが、ハルドゥング特有の『死と女』に近い描き方。
   
 バルドゥング 【 死と女 】 1518-20  31 x 19 cm  バーゼル美術館
   『死の舞踏』の変形ヴァージョン。

死と女を組み合わせたのは、バルドゥング独特のもの。
   
バルドゥング 【 キリストの降誕 】 1520  105,5 x 70,4 cm  アルテ・ピナコテーク ミュンヘン
 
 バルドゥング 【 2人の魔女 】 1523   65.3x45.9cm   シュテーデル美術研究所  フランクフルト
   もともと中世ヨーロッパの民衆迷信の中の魔女は、悪魔と手を結んで、人間に害をもたらす女で、だいたいが醜い老婆と考えられていた。とくに呪術的なドイツ民衆には根強く支配力を持っていた。

バルドゥングの描いた魔女は、美しい魔女である。
大変にユニークな発想であった。

ちなみに、原題名では、この魔女たちは天気に禍をもたらす魔女たちである。
   
バルドゥング 【 人生の7段階 】 1544  96,5 x 74 cm  ライプツィヒ美術館


アール・ギャラリ